アルバム「夢見る惑星」

1984年発表作品

Osamu Shoji ( 東海林 修 )
 
作曲・編曲・シンセサイザー演奏 Osamu Shoji( 東海林修 ) 
 
 
タイトルをクリックしてご覧ください。

収録作品 

「星都伝説」 

「カラのテーマ」

「神泉トロ・ノイ」 

「王竜」 

「イスファの夜」 

「エル・ライジア」 

「愛のリュタン」 

「風の王国」

「ソリステラー砂の幻想」

 

アルバム「夢見る惑星」のCDは 東海林修先生のホームページから
購入することができます。

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 「Canto De Sole太陽の詩」 Osamu Shoji(東海林 修)の世界☆

 

「星都伝説」はミステリアスでありながら
 「星都伝説」Osamu Shoji(アルバム「夢見る惑星」)

アルバム「夢見る惑星」は 佐藤史生さんの長編漫画「夢見る惑星」の
イメージアルバムです。

最近気がついたのだけれど(・・って今ごろ?なのですが)
自分は シンセサイザーのアルバムの中では
この作品を 頻繁に聴いていて
あぁ このアルバムが好きなんだ!!って
思いました。

一枚のアルバムを通して
とても神秘的で
ロマンチック。

このアルバムを聴くとき
日常を離れられるというのでしょうか。

本当に夢の中の物語に
身を置くような気持ちになります。

クールでありながら
どこか哀愁を帯び
胸の深いところに沁みて来る。
一人 見知らぬ世界を旅するような、

まだ見ぬ世界の扉が開いたような、
ときめきを感じます。

時にはひとりきり
自分だけの自由な世界で
夢を見させてくれる。

そんなすてきなアルバムです。 
 
 
 
 「カラのテーマ」Osamu Shoji( 東海林 修 )(アルバム「夢見る惑星」)
作曲・シンセサイザー演奏 Osamu Shoji( 東海林 修 )
1984年。

Osamu Shojiのイメージアルバムは
シンセサイザーの作品の中でも 
特に好きな世界です。

イメージアルバムではありますが
物語を知らなくても
音楽を聴いていて
この心に自由に物語を描くことができます。

「カラのテーマ」
知っている人が聴けば
カラという人物を想い描くでしょうし

知らない人であれば

神秘的で
初めて知る
神聖な場所を見つけたような気分になるかもしれません。

心は おしゃべりな少女のように
描き出されるイメージを
語り始めます。

一枚のアルバムを通して
自分の中の物語も完成します。

いろんな聴き方があると思いますが

とても神秘的な世界で
一度聴いたら 忘れられない
インパクトのあるアルバムですし、

心地良い浮遊感があるよう思います。

Osamu Shojiのイメージアルバムは
どれもすごく素敵だと思います。

お気に入りの一曲が
必ず見つかるアルバムだと
私は思います。 
 「神泉トロ・ノイ」Osamu Shoji(東海林 修)(アルバム「夢見る惑星」)

Osamu Shojiの シンセサイザーアルバム「夢見る惑星」は
長編漫画「夢見る惑星」のイメージアルバム。

残念ながら 漫画は読んだことがないのですが
解説を読みながら
音楽を聴きイメージを膨らませます。
心が自由で 自分なりの解釈ではありますが
とても楽しい時間です。

「神泉トロ・ノイ」は
神秘的&幻想的
たぶんそれは夢のように
目の前に現れる蜃気楼の街ように・・・

この音楽を聴くと
見えるような気がするのです。

風に吹かれて立ち尽くす
まばたきをする度に見え隠れする
神秘的な景色を見ているような・・・。

不思議な感覚

聴いているうちに
どこか違う空間に自分がいるような
気持ちになります。

心は自由。

音楽で新しい景色や
新しい街を旅する。

どこでもドアーが
用意されているような感じのする
すてきなアルバムです。  
「王竜」Osamu Shoji( 東海林 修 )(アルバム「夢見る惑星」) 


この作品の中の「エル・ライジア」という作品につきましては
FM東京において 制作風景がオン・エアされたとのことで
たぶん そのラジオを聞かれたことがきっかけで
この作品を知り ずっと大切に聴かれている方もいらっしゃると思います。

もしも
もしも そのラジオ放送を録音していらっしゃる方がおられましたら
どうかどうか 書き込み、またはメールフォームより
ご連絡いただきますようお願いいたしますーーーっ。
どうぞよろしくお願いします!!

このアルバムで特に
私は「エル・ライジア」「愛のリュタン」が好きなのですが
一枚のアルバムを通して聴いたときに
身体がふわりと浮いているような
不思議な感覚になりますし
風景や情景が とてもイメージでき
なんだか見知らぬ神秘の都市に
旅してきた気持ちになります。

「王竜」は
目の前に 見たこともないようなものが
姿を現す感じです。

けれどその姿は怖さを感じるものではなく
親しみを感じるような
愛らしさがあるように思います。


Osamu Shojiの音楽は
イメージを頭の中で具体的に描かせてくれますし
特にこのアルバムは メロディが親しみやすく
印象に残るものです。

PCMが完全な状態で保存されていたとのことです。ヽ(^o^)丿
ぜひデジタルでお聴きいただきたいと思います!! 

「イスファの夜」Osamu Shoji(東海林 修)(アルバム「夢見る惑星」)

男性と女性では好みも違うように思いますが
Osamu Shojiのシンセサイザー作品を 
色々これから聴いてみたい、と思われる場合
私は この「夢見る惑星」や「風の木の詩」から
聴き始められると シンセサイザーの世界に入りやすいと思いますので
お勧めです。

女性の好きなファンタジーやメルヘン、
優しさ、しなやかさ、やわらかさを
とても感じる作品だと思います。

さて「イスファの夜」は
とても神秘的であり幻想的です。

聴いていると 自分の深い深い場所で
自分の遠い記憶を探るような
そんな不思議な感覚になってきます。

哀愁の感じられるメロディ。
浮遊しているような不思議な感覚。

シンセサイザーの神秘的な世界で
遠い記憶をたどるようです。

「エル・ライジア」Osamu Shoji(東海林 修)(アルバム「夢見る惑星」)

Osamu Shojiのシンセサイザーの音楽の魅力のひとつに
クールでかっこいい、ということもあると思います。

ビートが効いた音楽は
たいてい聴いて熱い感覚を覚えます。
そういう音楽は いたるところで よく耳にします。
けれど
ビシバシとビートが効いていながら
クールに心に響く かっこいい音楽は
世の中 そんなにないように思います。

この「エル・ライジア」も
クールにビシバシと心に響くかっこいい作品。

聴いていると 心がすっきりします。
余計なものを吹き飛ばす強さと力を
与えてくれる音楽のように感じます。

ライナーによると
FMラジオの番組で 制作風景の紹介があった、とのこと。
私も本当に聴きたかったです。

もしも 聴いたことがある方がいらっしゃったら
ぜひ メッセージをいただけたらと思います。

「LUNA SEA」と「夢みる惑星」とを
交互に聴いていた時期もありました。

月の光のように
神秘的でクールな音楽。

私は特に こういう音楽に魅かれるようです。 

 「愛のリュタン」Osamu Shoji(東海林 修)(アルバム「夢見る惑星」)

アルバム「夢見る惑星」は1984年発表の
シンセサイザーアルバムです。

ライナーも大変興味深く
休日もなく スタジオで作品の創作に没頭される様子が
書き記されています。

日本を代表する名アレンジャーであるOsamu Shojiですが
編曲の仕事とは違う 大きな喜びを感じながら
コンピューターと向かい合われるその理由が
ライナーにも書かれており
作家としての思いが とても伝わり納得できました。
それまでは
どうして シンセサイザーなのだろう、と
ずっとわからずに 不思議でたまらなかった時期もありました。

けれど 今は
Osamu Shojiの選択は
素晴らしかった、
それでよかったんだ、と
とても納得しています。

「愛のリュタン」は とても幻想的な美しいメロディで
一度聴いたら 心から離れないキラキラとした音楽です。

そして どこか愁いを秘めたような
神秘的なメロディ。

心は はるか空の彼方を見つめ
ひとりきりの世界へと誘われます。
孤独も満たされるのは
この音楽の美しさによるものでしょう。

夢の中にいるような感覚でもあります。

一度聴いたら忘れられないでしょう。大好きです。

この「夢見る惑星」も特によく聴くシンセサイザーのアルバムです。

「風の王国」Osamu Shoji(東海林 修)(アルバム「夢見る惑星」)

ジャケットのタイトルに「シンセサイザー ファンタジー」とありますが
まさに ファンタジーだなぁ、と
この作品を聴くと思います。

シンセサイザーの作品の中でも
特によく聴く作品でもあります。

イメージアルバムということもありますが
自分の中に
イメージできる物語が
音楽により とても鮮やかです。

「風の王国」
果てしなく旅して 
ふと これまでの旅を振り返るよう。

風に身をまかせ
風と語らい
風を見つめる。

人生というものも
ある意味、風に左右され
流されていくもの。

ふわふわと風の中揺蕩うことも心地良いです。
透明感のある世界で
しばし現実を忘れます。


このOsamu Shojiのライナーも面白く興味深いです。
シンセサイザ―の音楽づくりに没頭され
充実されたご様子が
目に浮かぶようです。 

 「ソリステラー砂の幻想」Osamu Shoji( 東海林 修 )(アルバム「夢見る惑星」)

作曲・シンセサイザー演奏 Osamu Shoji( 東海林 修 )
1984年。

アルバム「夢見る惑星」は 佐藤史生さんの長編漫画「夢見る惑星」の
イメージアルバムです。

全8曲の内、7曲は語ってきました。
これが最後の一曲です。

「ソリステラー砂の幻想」の音楽は
とても幻想的で きらきらとした光る砂の向こうに
美しい町を見つけたよう気分です。

そしてこれで
長い旅が終わったような
そんな安堵さえ感じます。

身体と心に
安らぎを感じる音楽です。

もしかしたら
この日々は夢を見ていたのかもしれない。

たとえそうであったとしても
この長い旅は この人生を満たすだろう。

旅の終わりは
旅の始まりでもあるのだから。

また夢を見てみたい。
果てしない人生の旅は続いていく。


音楽で 見たこともないような景色を感じたり
長く旅をしたような感覚になったり
このアルバムを聴くと
なんだか夢を見ていた気分です。

最後の一曲は
切なく通り過ぎた日々を振り返って
たまらなく きゅーーんとしてしまいます。

まさに このアルバムは
ファンタジーだと感じます。

私のお気に入りの一枚です。


 
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管理人: palette☆

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